image
◇◇

いまを、ますます、ゆたかに。

どれほど恵まれた状況でも、
しあわせを感じられないひとがいます。
過酷な状況にいながらも、
しあわせを感じるひとがいます。
今益稲荷神社にまつられている
五穀豊穣の神「宇迦之御魂神うかのみたまのかみ(うかのみたまのかみ)」と、
お使いである二体の「笑いきつね」がおっしゃるには、
ゆたかさとは、こころがもたらすもの。
笑いこそ、福を招き、災いをはらい、
商売を繁盛させ、ご縁を実らせるとおっしゃいます。
古くは田畑が輝く農業の地として、
いまでは経済の中心として、ひととひとが
想いをかわす地となった福岡天神で、
人生を、商売を、いまを、ますます、
ゆたかにしてくださる神さまです。

今益稲荷神社は、福岡天神・警固神社の境内に鎮座しています。
鳥居の前では、二体の笑った顔のお狐さまがお出迎えしてくださいます。

神さまの使いとして寄り添い、人々を見守り続けてきたお狐さま。
お参りのあとに、この「笑いきつね」を撫でて帰ると、福がついてまわると云われています。

2015年4月には、四体のお狐さまの石像が壊されるという事件が起こりました。
しかし、みなさまの励ましの声を頂戴し、また元通りお座りいただくこととなりました。

これからも末永く、お詣りされる方々の思いをお受けし、人生を、商売を、いまを、ますますゆたかにする今益稲荷神社です。

image

御祭神・御由緒

今益稲荷神社では、京都伏見稲荷大社のご祭神である「宇迦之御魂神うかのみたまのかみ」をお祀りしています。

宇迦之御魂神うかのみたまのかみ」は、五穀豊穣の神さまとして、農業商業だけではなく、広く衣食住の神さまとして今なお人々から崇敬されています。

古くは筑前国続風土記の警固神社絵図にも、今益稲荷神社の佇まいが記されています。

image

笑いきつねとは

鳥居と列を同じくして、四体のお狐さまの石像があります。
拝殿前の二体のお狐さまは、邪悪を祓う険しい表情ですが、鳥居の前で、お詣りに来られた方を最初に迎えてくださるお狐さまは、それぞれが笑い、そして微笑んでいらっしゃいます。
慈しみと心安まるお迎えをいただき、みなさまの心願をお聞きになられます。

imageimage

笑いきつねと、とうふ売り

 天神が今のように栄えるずっとずっと昔、
とうふ売りの宗兵衛さんという若者がいました。
暮らしは貧しいけれど、とてもまめに働く若者で、
朝早くから一生懸命とうふを作り、眠たい目を
こすりながら街中に売り歩いておりました。
宗兵衛さんはとても信心深く、
とうふ売りの途中に神社に立ち寄るのが日課で、
毎日手づくりの油揚げをお供えしていました。

 そんなある日、いつものようにお供えしようとすると、
鳥居の陰から、ぴょこんと小ぎつねが顔を出しているではありませんか。
「こりゃたまげた、本物のおきつねさまが出らしゃった!
油揚げが食べたいんじゃろう。ちぃと待っとれ」
 宗兵衛さんが油揚げを取り出し、そっと参道に置くと、小ぎつねはおそるおそる近づき、鼻でくんくんとにおいを嗅ぎます。
それから一口、さらにもう一口と食べはじめ、ぺろりと平らげてしまいました。
さぞかし美味しかったのでしょう。
小ぎつねはにっこりと笑って、おじぎをして去っていきました。

 たまたまその光景を見ていたのが、天神に住んでいた名のあるお武家さま。お武家様の娘はたいへん内気で、今までに一度も笑ったことがありませんでした。
小ぎつねの笑顔に、これはもしかしたら ・・・・・・
と思ったお武家さま。
宗兵衛さんの油揚げを買って家に帰り、娘に食べさせてみました。
するとどうでしょう。美味しさのあまり、笑顔がこぼれたではありませんか。

 この噂はまたたく間に町中に広がり、宗兵衛さんのとうふ売りはたいそう繁昌しました。
この話はずっと語り継がれ、「笑いきつね」は、いつしか商売繁昌の使者としてまつられるようになったとさ。

祈願・授与品

今益守り

今益守り
  • 今益守り
  • 今益守り
  • 今益守り

3,000 1,200 1,000

今益守りは、警固神社の授与所の他、オンラインショップ「エンニチ」でもお求めいただけます。

笑いきつね手ぬぐい

笑いきつね手ぬぐい
  • 笑いきつね手ぬぐい
  • 笑いきつね手ぬぐい
  • 笑いきつね手ぬぐい
  • 笑いきつね手ぬぐい

1,200

1,000

笑いきつねみくじ

笑いきつねみくじ
  • 笑いきつねみくじ
  • 笑いきつねみくじ
  • 笑いきつねみくじ

笑いきつねみくじの頒布は終了いたしました。

今益守り 願い結び

今益守り 願い結び

1,600

今益守り 願い結びは、警固神社の授与所の他、オンラインショップ「エンニチ」でもお求めいただけます。

1,500

今益守り 願い結びは、警固神社の授与所の他、オンラインショップ「エンニチ」でもお求めいただけます。

御朱印

御朱印
  • 御朱印
  • 御朱印
  • 御朱印

初穂料500

※御朱印帳は別売り(2,000円)になります

初午大祭

image

初午大祭は五穀豊穣の神・商売繫盛を祈るお祭りです。今から1300年ほど前、宇迦之御魂神が京都伏見稲荷大社にご鎮座になられた日が、2月最初の午の日でした。その日を起源として、全国の稲荷神社で初午大祭が行われるようになり、今益稲荷神社でも初午大祭を催しております。今益稲荷神社では、普段参拝して頂いている方との交流も兼ねて、直会も行っております。是非、お越しください。